燕雲台🈑🅂
第25話 失意の再会
11月17日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
景宗・耶律賢と蕭思温は狩りへの道中、刺客集団の襲撃に遭う。標的は思温だったが、次に現れた1群は耶律賢を狙った。耶律賢は女里に守られて事なきを得るが、思温は命を落としてしまう。絶望した耶律賢は、それでも身重の皇后・蕭燕燕の前では事実を隠して気丈に振る舞うのだった。思温の遺体は燕燕の知らぬ間に魏府へ帰還し、
蕭胡輦や蕭烏骨里たちは悲しみに暮れる。上京を離れて旅を続けていた韓徳譲の耳にも思温殺害の知らせが届く。
