燕雲台🈑🅂
第28話 新たなる戦い
11月20日 木曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
景宗・耶律賢は、耶律喜隠や女里、高勲という勢力を抑え込むために太平王・耶律罨撒葛を呼び戻すことにした。罨撒葛は耶律賢の思惑に気づいていたが、あえて喜隠たちの同盟を壊すことにする。その頃、安只は、帝位争いから距離を置く夫の寧王・耶律只没を見限り、太平王に取り入ろうとしていた。一方、蕭家の三姉妹は亡き父親の跡継ぎとして蕭継先を選び、
墓前に報告。その後、蕭燕燕は無事に皇子を産むが、皆の標的になることを恐れていた。
