燕雲台🈑🅂
第26話 立ち上がる皇后
11月18日 火曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
韓徳譲は蕭思温暗殺の調べを進め、刺客が2派いたことや、致命傷を与えたのはさらに別の者だと突き止めるが真相解明には至らない。暗殺に関わった者たちも、ひそかに様子をうかがっていた。朝堂では空いた職位の後任を巡り、朝臣たちが紛糾していた。そのさなか、心労が重なった景宗・耶律賢は倒れてしまう。
自暴自棄になる耶律賢を皇后・蕭燕燕が叱咤激励すると耶律賢は燕燕に朝政のことを相談し始め、自分を支える摂政を求めていると話す。
