第7話 間に入って「まあまあ」と丸く収めるのは、才能なのだ。
母、鞠子 (藤田弓子) から三つ目の指令をゲットした二郎 (佐藤二朗)。「川沿いの赤い魚」。季節はずれの鯉ノボリを上げている家を発見した。目当ての家を見つけると、恐る恐る橋を渡る二郎。目的の家の前に行くと、何やら玄関前で揉めている様子。御手洗藤子 (りりィ) が地域住民に迷惑をかけていると言う。庭に犬の銅像があって、垣根の側を通行人が通ると、威嚇する仕掛けが作動して、犬から放水し、通行人をビショぬれにするらしい。なんとも奇怪な仕掛けを作ったもんだと庭を眺める二郎に、近所のリーダー格の男、山下喜助 (鈴木清信) が、声をかける。もし良かったら自分たちのグループに入って欲しいと誘われる二郎。うまく人と話せない二郎はいつの間にかご近所トラブルに巻き込まれてしまうのだが…
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