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燕雲台🈑🅂
第21話 新しい妃
11月10日 月曜 12:30 -13:30 テレ玉1
蕭燕燕は遼の宰相・蕭思温の三女であり、皇后を代々輩出している后族の娘でもあった。天真爛漫なおてんば娘の燕燕は、身分も民族も異なる韓徳譲と恋に落ち、生涯を誓い合う。当時、遼では皇弟・耶律罨撒葛、皇太叔の息子・耶律喜隠、人皇王の孫・耶律賢という太祖の三支を軸として、帝位争いが繰り広げられていた。蕭家の長女・胡輦と次女・烏骨里がそれぞれ罨撒葛と喜隠に嫁いだことから、蕭家は否応なく熾烈な争いに巻き込まれて
いく。一方、耶律賢は、聡明さと洞察力を兼ね備える燕燕を将来の己の皇后にしたいと考え、無二の親友・韓徳譲から奪うことを決意するのだった。
耶律賢は即位したとはいえ、反撃の機会を狙う耶律罨撒葛、野心を隠さぬ耶律喜隠、二心を抱く叔父に囲まれ、常に危険と隣り合わせだった。己が最も信頼する妻の蕭燕燕とは相変わらず不仲だったが、改革について鋭い意見を述べる燕燕を見て喜びを隠せない。一方、実権を奪われた高勲と女里は、耶律賢に重用されている蕭思温に嫉妬する。
女里は思温と対等に争うべく、姪の喜哥を妃にと願い出ると、耶律賢は意外にも、あっさり聞き入れるのだった。
